七五三の不思議つづき

母体から出た瞬間に大気に触れてオギャーと体からしぼり出す叫び(呼吸する)、そして、まだ目も開かないのに母親の乳房をしっかりと捕えて母乳をうまく摂取する。これ等の活動からは、宇宙の中の一存在である人類の思考を超えた所謂不可思議な宇宙・大自然本来の自然(じねん)の法則として「森羅万象・天地万物それぞれの個とまわり環境との調和性の作用がある」と思われます。私達人間は自分自身でしか生きられない、がまたまわりなくしては生きられない。(個と全、人類と自然界、精神と肉体等々の調和性)さて、新生児は胎児としての母体内環境における自然的調和性から、出産後のヒトの社会環境との調和という違いに身を置く事になって、強い違和感を抱く状態即ち反抗期を迎える事になる。それが、三つ児のタマシイ・・・と言われる3才、そして男の子は5才、又女の子は3才と7才の体調変化、反抗期に当たる。この時期に、神仏にすがって正しい人としての道を踏ませる為の行事が七五三の宮詣りだという説もあり、私はこの説の方が理にあっていると思っています。しかし、ここで大事な点はすがる神、仏とは何かという事だと思います。七五三の宮詣りをただ単に迷信や盲信のたぐいでの行事なら、それは邪悪の行為といわざるを得なくなります。私がこのような事を思うようになったのは、先ず一つには幼い頃の西瓜のウラミ(第2回「仏さまにダマシ取られた西瓜」を参照)から仏サマ不信に陥った事。二つ目は、幼少時から20才迄信じ込まされた欽定憲法の下での天皇陛下が現人神(あらひとがみ)であるとの教育態形に対しての不信。そして更には、宗教はアヘンよりこわい!又、戦争という国家間集団殺人の原因として宗教・経済が挙げられる歴史的事実等から神・仏を信仰する事に慎重になったようです。

2017年01月11日